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建築の達人トゥモローズ >> 素朴なアーキテクト 細田 みぎわ >> 代表作品  

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素朴なアーキテクト
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素朴なアーキテクト 細田
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N-P HOUSE



N-P HOUSE N-P HOUSE N-P HOUSE
     


奈良県月ヶ瀬村
木造2F建
128.50m2(39坪)

■住人
カメラマンと鞄のデザイナーの夫婦が、都市を離れ、自然の中で暮らしたいと思った。 元の地主が始めた貸農園での有機野菜の生産のために、移住しようという人が幾人か居り、彼らもその仲間である。その地主の山林を借り、宅地にした。この住宅は、彼らの人生後半のスタータキット(始動用具)である。

■環境
四周には、梅林、茶畑、雑木林、水田が広がり、都市とつなぐ道以外は、家一つ見あたらない。小高い山林の端を切り崩し、前面道路に平行な細長い敷地が与えられた。

■生活
storehouse は積載のためのヴォリュームであり、その内部での人の停滞時間は短い。一方、voidは生活の場である。2"×6"材(厚みのある不透明材)を道路に面して置き、 それに沿って、住人はレールの上を動く様に移動し、季節・時間により場を使い分ける(食事、農作業、パーティe.t.c.)。 voidは、ワンルームの動的な空間となり、自然の変化(四季の移り変わり)、生活の流れを常に感じさせる。
 




YA HOUSE



YA HOUSE YA HOUSE YA HOUSE
     


神戸市西区
木造2F建

神戸市三宮より地下鉄で20分、新興住宅地に建つ四世代住宅である。
ハウスメーカーの住宅が(同一の外壁をもつ)建ち並ぶ街並みの中で、この住宅はX軸方向とY軸方向にそれぞれ違う立面を持つ。
家族は、7人ー祖母 86才、母 66才、夫婦 43才、子供 小6(男)小4(女)小2(男)四世代の共有空間を街並みと個室との中間領域としてとらえた。
それは、敷地の中央に南北のvoid(芯々4550・巾)として設けられ、街並みから引き込む動線(巾4550・のアプローチ)とは敷地の北側でつながり、南側は遊歩道に接する。
共有空間は、L・DK・玄関等の連続した内部空間のと中庭・アプローチ・駐車場等の外部空間で構成されている。
個室の面積をまず確保し、残りを共有面積に割り当てて、容積率、建ぺい率の法的制限まで使用している。 その中で、中庭は、いわば外部のL(居間)であり、正方形の敷地の中央に位置し、自然を取り込む口となっている。
一方、各々の個室については、その共有空間を取り囲むように配置し、他の家族からのプライバシーを確保するために、さらに外側に向いている。
世代を埋める色
住宅の外皮として、中空押出成形セメント板(ブルーグレー色のAEP塗布)を使用している。ブルーグレーという色は、街並みの色(道路のアスファルトのグレー)と自然の(青空のブルー)の中間色である。
 




H. HOUSE



H. HOUSE H. HOUSE H. HOUSE
     


京都市伏見区
木造2F建1F部分

京都市の伏見桃山城が見える高台に位置する、築30年の家の改装工事。住人は60代夫婦+1匹の犬。老後のことを考慮してバリアフリ−にしたい、次世代のことを考慮して水回りの設備機器を一新したい、鬼門にあたる浴室の位置を変えたい、という希望条件が初めに提示された。
生活空間を新しくするには、新築という選択肢もあったが、

・構造体は十分使用可能である。
・工事中の仮住まいがめんどうである。
・新築するよりは安価である。

という理由により、改装工事という手段を用いた。

敷地の東側に石垣がある。その石垣を背景に存在する小さな庭、それを覗むための既存の窓。計画は、その窓より既存の家に穴(void)を開ける、という考えから始まった。風穴のために、石垣に平行に空間が抜けること、と同時に多くの収納スペースも必要であった。そのため、石垣と既存の窓との間を収納スペースとし、石垣/収納/穴(void)を並列させ、北側に勝手口を設け、採光・換気を確保した。穴(void)の部分は、DKスペースとなり、既存の窓からは朝の光が入る。
また、Kスペ−スは、その収納の扉(シナベニヤ)の一部を引き出して確保した。 バリアフリーの床は、素材は杉板であり、玄関ーLーDー洗面所ー浴室へと奥に続く。
改装部分は白い空間とし、その中で、木<モク>の素材がL字型の面を作り、生活空間を囲う。つまり、床(杉板)と石垣に並列した収納の扉(シナベニヤ)のみが、抽象的な白い空間の中での人の拠り所となる。